虫歯や歯周病から大切な歯を守ります
個々の方にあった口腔ケア方法をていねいに説明します
口臭のない清潔な口腔環境を維持します
自身を持って笑える、きれいな白い歯を維持します
いつまでも美味しく食事のできる口腔環境を維持します
口腔から全身の健康をサポートしていきます
予防歯科を患者様と一緒に考えます
健全な口腔環境を維持するために最も大切なことは、歯科の2大疾患とされている虫歯と歯周病の予防と治療後の再発防止です。
また、健全な咀嚼機能は健康な歯と適切な咬み合わせがあって成り立ちます。
咀嚼機能が正常だと食事を楽しく摂ることができ、咀嚼による刺激も全身に良い影響をもたらします。楽しい食事や美味しく感じる食事は精神にも良い影響を与えます。
このように、口腔の健康は全身の健康に良い影響を及ぼす要因の一つです。
当歯科医院では、患者様と一緒に考える予防歯科、健康や若々しさを保つ予防歯科の実践に努めています。
例えば、虫歯の治療は歯を削って、削ったところに人工の修復材を詰めて治療します。
歯は自然に治ることがないため、人工物で補う治療しかできないのです。
そのため、虫歯になったら治療、歯周病になったら治療を繰り返していると、いずれ歯を失うことになってしまいます。
では、虫歯のない、歯周病でもない、健康な状態が維持できたらどうでしょう?
歯を削ることもありませんし、歯を失うこともありません!
この健康な状態を保つためにおこなう治療が予防歯科です。
将来に向けて健康な歯を維持していくための唯一の方法が予防歯科です。
8020運動
厚生労働省や日本歯科医師会は「8020運動」を立ち上げ、80歳になっても20本の歯を残そう!と国民に呼びかけています。
これには、健全な口腔環境と咀嚼機能を維持し、いつまでも健康で楽しい生活を、という願いが込められています。
当歯科医院も、8020運動に賛同し、できるだけ削らない、抜かない、痛くない治療を目指しています。
歯のクリーニング(PMTC)−プロフェッショナルクリーニング
PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)は予防歯科の先進国スウェーデンでシステム化された歯科医院でおこなう専門的な歯のクリーニングです。
専用機器や専用器具を用いてお口の中をきれいにする治療で、定期健診時などにおこないます。
虫歯や歯周病から歯を守ることはもちろん、口臭予防にも効果があり、すっきりとした爽快感が得られます。
歯磨きの説明(ブラッシング指導)−歯磨き上手できれいな息!
歯みがきは虫歯を予防する最も大切な方法です。
しかし、「磨いているつもり」と「磨けている」には大きな違いがあります。きちんと磨けていないと意味がないのです。
歯みがきの説明では、歯みがきの欠点をみつけ、正しい歯みがき方法を説明します。
ご家庭での効果的なお口のケアの説明や、ご希望の方には最適なハブラシ選びもしています。
仕上げ磨きの説明(ブラッシング指導)−お母さんなど保護者に
ひとりで上手に歯が磨けないお子さんには、お母さんが仕上げ磨きをしてあげなければなりません。
しかし、ただでさえデリケートなお口の中は力まかせは禁物です。仕上げみがきが痛いと、歯みがきの習慣化のマイナス要因になってしまいます。
当歯科医院では、お子さんの成長にあった歯みがき、痛くない仕上げみがきの方法をわかりやすく説明しております。
虫歯はお子さんが歯みがきできないからといって待ってはくれません。
仕上げみがきを子育ての大切な要素ととらえ、しっかり歯を守ってあげましょう!
ご希望の方には、お子さんに最適な歯ブラシもお選びします。
フッ素で虫歯予防−フッ素で虫歯に強い歯にしよう!
当院では、高濃度のフッ素を直接歯に塗るフッ素塗布をおこなっていります。
やわらかい乳歯や生えたての永久歯は酸に弱いため、虫歯になるとあっという間に進行してしまいます。
フッ素塗布は子どもの歯に有効な予防処置で、3~4ヵ月毎の定期検診時に虫歯の予防効果を高めるためにおこないます。
小さな虫歯であれば、歯を削るようなことはせず、フッ素塗布のみをおこなって経過観察をする場合もあります。
歯の表面を虫歯菌の出す酸に溶けにくい性質にします。
唾液には歯を修復するカルシウムやリンが含まれています。
フッ素には歯から溶け出したカルシウムやリンの再付着(再石灰化)を助ける働きがあります。
虫歯菌の働きが低下すると、歯を溶かす酸の放出が減少します。
当歯科医院では治療完了時や定期健診時に、高濃度のフッ素を直接歯に塗るフッ素塗布をおこなっております。小さな虫歯であれば、歯を削るようなことはせず、フッ素塗布のみをおこなって経過観察をする場合もあります。
シーラント−子どもの奥歯の虫歯予防
シーラントは虫歯になりやすい奥歯(臼歯)の溝を、人工的に埋める予防処置です。
生えたばかりの奥歯、とくに6歳臼歯(永久歯)は虫歯になりやすいため有効です。
しかし、人工的に歯の溝を埋める治療のため、定期健診によるシーラントの確認が必要になります。
サホライド−乳歯の虫歯の進行止め
サホライドはフッ化ジアンミン銀が主成分で殺菌作用と虫歯抑制作用を持つ薬剤です。
乳歯の虫歯や治療を極端に怖がるお子さんの虫歯の進行止め(抑制)に有効ですが、薬に含まれている銀の沈着によって治療した部分が黒くなります。
対症療法のため、定期健診時に経過観察をおこなう必要があります。
対症療法は病気の症状として表れている苦痛の緩和や消失を目的とした治療で、病気を直接治す治療ではありません。
(風邪の時に発熱を抑えるために服用する解熱剤も対症療法です)
位相差顕微鏡検査−口腔内の虫歯菌・歯周病菌をチェック!
歯周内科治療は位相差顕微鏡を使って歯周病の原因となっている微生物を特定し、該当する微生物に最も有効な方法で対処する治療です。
定期健診時におこなう位相差顕微鏡検査は歯周病の早期発見・早期治療において大切な役目を担っています。
歯周病の原因となる微生物
歯周病の原因となる微生物が多数生息している場合は歯周内科治療をお勧めします。
定期健診−健康のために口腔環境を定期管理しよう!
定期健診は歯科医院でおこなう予防歯科の中で最も重要な治療です。
治療終了後の状態を維持するためにおこなう治療で、患者様のお口の状態によって3~6ヶ月ごとに実施します。
定期健診では虫歯や歯周病の再発チェック、予防処置としておこなうフッ素塗布やPMTC、子どもの場合はシーラントをおこなうこともあります。
虫歯や歯周病を再発していなければ、歯を削ることもなく、不快でもありません。
お口の中をきれいにするとても気持ちの良い治療です。
口臭も改善されますので、お口美人を目指して、ぜひご利用ください。